嫌な相手の幸せを祈る

最近、よくあるご相談ごとです。

 

嫌味を言われる

いじめられる

格下扱いの言動を受ける

差別される・・・

このような悩みをお持ちの方が非常に多いのです。

 

そして、みなさん揃って

この憎い相手をなんとかして貶めたい、

不慮の事故で怪我させてほしい、

挙句の果てには命を奪って欲しい。。。などと、

聞いてるこちらのほうがぞっとするようなことを言われます。

 

このブログでも度々書いておりますが、お釈迦様の慈悲の瞑想の中に

 

「私が嫌いな人々も幸せであるように」

「私を嫌っている人々も幸せであるように」

という教えがございます。

 

2500年前のお釈迦様の教えが現代でも変わりなく

尊く有り難い教えであることは皆さん、

よくご存知だとおもいますがこれこそ、

本当の真理なのだと思います。

 

ご自分の出来る範囲で結構です。

あなたの閉ざされた心の扉を少しずつ開いていただき、

あなたの嫌いな人の幸せを祈ってください。

 

閉ざされた心のままでは光も入って来れません。

 

あなたの嫌いな人が幸せになれば、

その幸せはあなたにかえってきます。

 

慈悲の瞑想の

慈とは、ほかの人の幸せを念じることです。

悲とは、他人の苦しみ、悲しみが無くなる事を願うことです。

 

生きとし生けるものは幸せでありますように。

 

合掌