三主のこだわり

昨日、カツオのたたきを自分で作るべく、

スーパーでカツオを一匹、取り寄せてもらいました。

 

最近は、カツオがいつ入るか変わらないということで、

入ったら連絡してもらえるようにお願いしておりました。

 

一匹、2600円、結構大きなカツオでしたので、身以外の部位も結構ありました。

 

普通でしたら、沢山のアラが出るのですが、

山主は、どの食材でも無駄にしない主義。

 

どの命も人に食べられるために生きていたのではないのです。

 

さばいて残るアラも食べ切ります。

内臓も骨やも余すことなく、食べつくすための作業に時間がかかります。

 

美味しく食べつくすために、手間を惜しみません。

そのため、捨てる部分は、最小限に。

 

その命を余すことなく、いただくことが成仏されることに繋がるのです。

その魚が、「食べつくしてくれてありがとう。」と言っていたそうです。

 

現在人は、食べられる物を賞味期限切りというだけで、

無惨に捨ててしまいます。

 

そんな人間は、食べられない病気になり死んでゆきます。

 

合掌