最近、供養をお申しされる世代が変わってきました。
ここ、2年・3年ぐらいでしょうか。
男性の方、特に男性の独身の方、また、独身の女性の方のご供養の依頼が多くなりました。
親があまり手を合わさない(信仰心)がない、先祖供養を大事していないとかの理由で、
こういう親の子供さんが、祖父母様 曾祖父母様のご供養を申し込みされております。
なぜ、自分は、上手くいかないのか?
先祖のせい?と思ってあちこちで供養をされていたようですが、
いまいち上手く行かない。という理由で当山に辿り着かれた方がほどんどです。
現在では、ご両親が実家や嫁ぎ先のお墓を知らないという家も珍しくありません。
このような親に育てられた子供は、仏壇やお墓は要らない。という考え方が当たり前ですので、
ご先祖様もたまったもんではありません。
当山に助けを求めて来られるのは、実はご先祖様なんですよ。
ご先祖様は、
その子供さん(孫さん)の行く末を案じられて当山に
先祖供養を申し込まれます。
切実なお願いなんでしょうね。
涙が出ます
合掌