祈祷は命懸けの出産でした

信者様のA様から

お嫁さんが12月に出産するというお話を聞いておりましたが、

一向に産まれたというご連絡がなく、心配しておりましたところ、

昨年の12月半ば、信者A様より緊急のお電話がありました。

 

息子から「今から帝王切開をすると医師から言われたと」という電話があったそうですが、

信者様は、

詳しいことがわからないまま、孫の誕生を心配して、

「今から帝王切開になるそうです。

無事に産まれるようにお不動様にお願いしてください」と懇願されました。

 

お電話を切った後、

すぐに祈祷を執り行いました。

 

祈祷に入るやいなや、ご本尊様から

「お腹の子どもの出産にへその緒が邪魔をしているようじゃ。

出産に絶対ということはない。

帝王切開ですぐ子どもを取り上げなけらばならない。」

とお言葉がございました。

 

和上様が「お腹の子に世に出たいか」と尋ねますと、

お腹の子「出たいです。助けてください」

和上様 「生まれたら人の役に立つか?」

お腹の子「約束いたします。助けてください」という会話をされたということでした。

 

和上様も母子の無事を祈り、懸命に祈祷をされておりました。

 

そして1時間弱経過した頃、和上様から

「もうこれで大丈夫。今帝王切開で医者が取り上げている。」

とお聞きし、ホッと安心いたしました。

 

その後、信者様からも帝王切開で無事に生まれたと

ご報告をいただきました。

 

祈祷後ご本尊様は、

帝王切開が後3分遅かったら、危ない状態になっておった。」

「親も子も亡くなっていた」と仰っておりました。

 

あとで、話をお聞きしますと、

お嫁さんが帝王切開は嫌なので、

自然分娩を望んでいたということでした。

朝に陣痛促進剤を打つも、

夕方になっても産まれる兆しがなく、急遽、医師の判断で、

帝王切開でということになったようです。

 

後程、信者様にご連絡しますと、

「赤ちゃんにへその緒がグルグルに巻き付いていたために、

自然分娩では出てこれなかったようでした。

ありがとうございました。」と仰っていました。

 

和上様も

「この子は親思いの優しい子である。大切に育てなさい。」

と赤ちゃんの誕生をお喜びでした。

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出産に絶対ということはなく

母も子も命がけでやっと新たな命が誕生します。

 

今回はご本尊様お力、和上様の念力、

信者様の信力、ご先祖様のお力によって

お子様の命が危機一髪の所で助かりました。

 

ご本尊様のお言葉です。

『不動に三力 (3つの力)、

    霊力 (当山ご本尊 命光不動尊のお力)

    活力 (起死回生を生ずるお力)

    通力 (全知全能のお力)

 行者に念力(信者様の願いを必ず叶えるという行者の念力)

 信者の信力 (ご本尊並びに山主の祈祷を絶対に疑わず、

願い事が必ず叶うと信じる正直の誠の力)

みんな合わせて五大力、ひとつ欠ければ成就せず 』

 

祈祷の成就は、必死でお願いするのですが、

ご祈祷すれば、必ず叶うということはございません。

命がけのご祈祷になる場合もあるのです。

合掌