天災で始まった今年一年の意味

この度令和六年能登半島地震により

お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、

被災された皆様及び関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

現在もなお余震は続き、被災地では寒さも厳しくなり

不安な毎日を送られていることと思います。

また被災者救済のため、日々ご尽力されている方々に深く敬意を表します。

 

今年は元日から震災、

二日には航空機の事故、

三日からも連日大きな火災のニュースが続いています。

 

先日にもお伝えしましたが、

めでたい元旦にこのような災害が起こるというのは、

天からの我々人間の行動を改めるようにお告げでもございます。

 

日本では、

年間約500万トン以上にも及ぶ食品廃棄、

年間約1771万羽にも及ぶ鳥インフルエンザによる殺処分、

人間の利便性を求めすぎた森林伐採

日々当たり前のように命が奪われています。

 

和上様はよく、

「犬も猫も動物もその辺の木も植物も虫も

魂の本質は同じである」と仰っております。

 

肉や魚や野菜なども元は全て魂が宿った命。

家や家具に使われる木も元は魂が宿った命。

また、道路や住宅地を作るために山を切り崩していますが、

どれだけの命が失われているのでしょうか。

これはほんの一部にしか過ぎません。

 

この一つ一つの尊い命に感謝して祀ったのが、

我々大和民族神道の始まりです。

我々人間は数え切れないほどの尊い命をいただきながら、

生かされていることを決して忘れてはいけません。

 

こんな時こそ、

もう一度原点を見直さなくてはいけません。

 

2023年9月24日和上様がお聞きした地球の声です。

「もうこれ以上やめて。地球を破壊せんといて。

地球をほじくり返さんといて。人間を増やさんといて。

都市に人を集中させんといて。ゴミを捨てんといて。」

 

被災地の一日も早い復興をお祈りすると共に、

日々の当たり前に敬意の念を持ち感謝を忘れずに

過ごしていきたいと思います。

 

そして、生きているといつどこで何が起きるかわかりません。

このような時、いつもお守りくださっているのは

神様、仏様、そしてご先祖様であることを

忘れないでおきたいですね。

 

合掌